骨盤のゆがみ
- 骨盤のゆがみを写真を使用してご説明します
下の写真は骨盤を後ろから見た状態になり、緑色で囲った部分の骨を仙骨、青色で囲った部分の骨を腸骨と言います。この両者が接する赤色部分の関節を仙腸関節といいます。
左右の腸骨が合わさっているピンク色の所が恥骨結合です。
下の写真は骨盤を前から見た状態で、赤いラインの部分が仙腸関節になります。
- この仙腸関節には上半身の体重のすべてがかかり、人類が二足歩行するかぎり、常に大きな負荷がかかっています。特に跳躍したり、高い所から着地した瞬間は数百キロから1トンを超える力がかかることもあります。
それ故、この仙腸関節は多くの筋肉と靭帯でしっかり支えられていますが、普通に歩くだけでも僅かに可動します。
通常は負荷がなくなるとすぐに元の位置に戻りますが、小さな負荷でも長時間負荷がかかっていると、身体がそのズレた状態を正常な位置と勘違いしてしまいます。この状態が(骨盤がズレた)状態です。
骨盤を上から見た写真(正常)
骨盤を上から見た写真(異常)
上の写真に比べ明らかに右腸骨が後ろにズレている
(実際にはこんなに大きくズレません、説明のためわかりやすくしています)
一度勘違いした位置は自然には回復しません、そのためカイロプラクティックでの矯正が必要になります。
骨盤がズレると、その構造上足の長さが変わってきます。当然それを修正するため、上半身の筋肉や関節のバランスが崩れ肩こり、頭痛、などの発症につながります。
また、骨盤内の臓器(腸、子宮、卵巣・・・)などにストレスがかかり便秘、生理不順、生理痛、不妊など女性には辛い症状の引き金にもなります。
では日常生活で何が骨盤をズラす原因でしょう?
一番気を付けるべきことは、脚を組まない、床に座るときは足をどちらかに流さない(横座り)、立っているときは、体重をどちらかの脚にかけない。
特に、床に座るときペチャンコ座りしない。ペチャンコ座りを続けていると、骨盤の底の部分が開き内臓も下がり、お尻が大きくなってしまう。
- このホームページの「ゆがみチェック」で、もし気になることがございましたらお気軽にご相談ください。健康のため、スタイルのため